翻訳と辞書
Words near each other
・ ハフェズ・アサド
・ ハフェズ・アル=アサド
・ ハフェル・アズ=アサド
・ ハフェ・ソト
・ ハフス朝
・ ハフタラ
・ ハフタラー
・ ハフターラー
・ ハフナルフィヨルズゥル
・ ハフナー
ハフナー ロータシュート
・ ハフナー ロータバギー
・ ハフナー・セレナーデ
・ ハフナー・セレナード
・ ハフニア
・ ハフニウム
・ ハフニウムの同位体
・ ハフノン
・ ハフパット修道院
・ ハフポスト


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ハフナー ロータシュート : ミニ英和和英辞書
ハフナー ロータシュート[しゅーと]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
シュート : [しゅーと]
  1. (n,vs) shoot 2. (n,vs) shoot

ハフナー ロータシュート : ウィキペディア日本語版
ハフナー ロータシュート[しゅーと]

ハフナー ロータシュートHafner H.8 Rotachute)は、1940年代ラウル・ハフナーが設計したイギリスの実験用有人ローターカイトである。
== 背景 ==
ロータシュートは、自身の研究と開発を続けるために1933年にイギリスに移住してきた回転翼の設計を専門とするオーストリア人技術者のラウル・ハフナーの発明から開発された産物であった。ハフナーは1940年に従来のパラシュートの代わりに兵員を戦場の的確な場所に降下させる手段として一人乗りの装着式ローターカイトを提案したが、これはパラシュート製造に必要なの不足という観点から英航空省に対して行われた。ハフナーは短期間在留外国人として抑留されたが、リングウェイ空軍基地にある中央空挺研究所(CLE)でこの構想の可能性を研究するために釈放された。1940年10月に設計、ローター機構とローターカイトの縮尺モデルの製作作業が開始された。初期の縮尺モデルは直径約3 ft (0.91 m)のローターが木材と羽布で作られ、乗員の代わりに重しが載せられたものであった。これらは人力で浮揚させる試験では成功を収めたが、ある程度の高度で航空機により空中投棄されると振動を発生し、オートローテーション能力の不足に悩まされた。"M.3"と命名された3番目の縮尺モデルは金属製ブレードを持ち、更なる改良が加えられた後にデ・ハビランド DH.82 タイガー・モスでの曳航による浮揚と降下に初めて成功した。更なる開発と試験が1941年2月にかけて続けられた。10番目の縮尺モデル(M.10)は、直径約10 ft (3.05 m)のマスバランス付き木製ローターを備え、重量100 lb (45.3 kg)の重しを搭載した。1941年3月14日にM.10はボールトンポール オーヴァーストランドに曳航されての空中投棄に成功した〔Sturtivant 2007, p. 38〕〔Jarrett 1991〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ハフナー ロータシュート」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.